一刻も早く自炊すべき理由

自炊

みなさんは自炊をしていらっしゃいますでしょうか?

一人暮らし歴17年の私が、振り返って思うのは

「もっと早くに自炊をしておけば良かった」

という気持ちです。
この記事を読むことで、自炊の重要性を理解し、
自炊に対して前向きに取り組む事が可能になります。


「一人暮らしをしたものの、ほぼ毎日外食でこの先大丈夫なのだろうか?」
「自炊をしたらいいのはわかっているんだけど、なかなか行動に移せない…」

そんな方のお役に立てたら、幸いです。

何故、自炊をすべきなのか?

何故、自炊をすべきなのかを一言で表すと

「重要で繰り返される食事をコントロールできる唯一の手段だから」

ということです。
これだと意味がわからないと思いますので、細かくして説明いたします。

重要で繰り返される食事

あなたは今まで毎日のように食事を取ってきていると思います。
人間は生きていくためには一生食事し続けるしかない訳です。

「何を当たり前の事を…。」
と思われるかもしれません。
世の中の大半の事はしなくてもなんとかなります。

例えば、仕事をしなくても生活する方法として
誰かに養ってもらう、生活保護を受給するなど他に手はあります。

お風呂に入りたくないといってそのまま過ごしていても、
周りの人に迷惑はかかると思いますが、生死に直結する事はありません。

只、食事は違います。摂らないことで確実に健康を害します。
欲求なので、義務感を感じていないだけで
生きていく以上、繰り返し食事をするしかない訳です。

コントロールできる唯一の手段

まずは下図をご覧ください。

メリット、デメリットを示しましたが
自炊と外食で根本的な違いがあります。

自炊は自分でコントロールができる、
外食は自分にはどうにもできないと言うことです。

一時的に金欠だったとしても、自炊であれば節約をしつつ健康的な料理を食べることができます。
しかし、自炊ができないとスーパーの閉店間際の半額シールが貼られるのを虎視眈々と狙ったり、
インスタント食品で済ますといった解決方法を取るほかありません。

又、自炊のデメリットとして挙げた手間に関しても、自分で工夫をすることで減らすことが出来ます。

状況に応じて、
「たまには外食をして楽をしよう」
「今月は欲しい物があるから節約しよう。」と

自炊ができるようになることでコントロールできるようになります。

3つの手間を減らす事

先に挙げた自炊のデメリット、

  • 考える手間
  • 作る手間
  • 片付ける手間

この3つの手間を減らす事ができるようになれば、
自炊を行うことがより楽になります。
基本的には全てを前倒しすることで、やらなければという義務感をなくしていきます。
順を追って説明していきます。

考える手間を減らす

自炊をするにあたってまず、考えなければならないこと

それは

「今日何を作って食べようか?」

ということです。これを毎日のように考えていたらそれだけでも負担になります。
これを解消する方法は

あらかじめ何を食べるのかを決めておく事

です。
食べるものを決めたら、それを元にレシピを決めます。

何を食べるべきか?

こちらに関しては「健康に良いもの」を選択するのが正解となります。
なぜなら、不健康で美味しいものは外食でいくらでも食べることが出来るからです。
外食では取れない、健康的な食材を中心にした料理こそ、食べるべき料理です。

例えば野菜、魚、海藻、きのこ、大豆などを使用した料理です。
又、健康診断を受けていれば以下のように結果を参考にしてもよいでしょう。

  • 尿酸値が高い…さつまいも、ほうれん草、わかめ等
  • コレステロールの数値が悪い…サバ、ナッツ、オリーブオイル等

食材が決まったら、レシピを決める

何を主に食べるのかを決めたら、いよいよレシピを決めます。

例として下記、サバの缶詰を使った料理です。

  • サバ缶のみそ汁
  • サバ缶のトマト煮
  • サバ缶の炊き込みご飯

このようにメインにサバ缶を使用したレシピを複数用意しておきます。
メインを決めておくと、買い物をするときに必要な食材を揃える手間も減ります。

サバ缶であれば2〜3年保存ができるので、まとめて購入しておく方法もあります。

どうやってレシピを決めたらいいのか?下記の方法があります。

  • 「サバ缶_〇〇(好きな食材)_レシピ」でgoogle検索をする
  • 本・雑誌読み放題サービスのレシピ本から探す

気をつけてもらいたいのは冷凍保存が可能なレシピにしてください。
毎回時間をかけて料理をするのではなく、1度に3食以上作り置きを基本とします。

食べる際は加熱すればよいくらいにしておく。
そうすることで日々の負担を大幅に減らすことができます。

先に上げた3つのレシピは以下のように簡素化されます。

前準備調理時
サバ缶のみそ汁ネギをあらかじめ切っておき、小分け冷凍鍋に食材を入れて加熱すれば完成
サバ缶のトマト煮食材を煮詰めて、保存容器に入れて冷凍電子レンジで加熱すれば完成
サバ缶の炊き込みご飯食材を炊いて、保存容器に入れて冷凍電子レンジで加熱すれば完成

在庫をわかるようにしておく

白物家電に水性マジックで在庫管理してます

上写真のように、何がどれだけストックがあるのかわかるようにしておきます。
そうしておくことで、後どのくらいで調理をする必要が出てくるのかが把握できます。

現在在庫がない物を作るようにルール決めをすれば在庫を見ただけで
次は「もも鳥のてりやき」を作ればいいのだと言うことがわかります。

レシピをリスト化→次に作るものをわかるようにしておく

レシピをスマホに入れて、まとめておくことで買い物の際にも何を作ればいいのか
食材は何を買えばいいのかがすぐに分かるようになります。


上記画像はiphoneのアプリ、リマインダーです。
レシピ名を登録し、画像又はURLを添付しておきます。
そうすることで材料、作り方の確認が容易にできるのでおすすめです。

作る手間を減らす

自炊をするのに一番の肝となる部分が作る手間です。

何を作るのかが決まれば、次は手間をどれだけ減らすかということに
注力していきます。

具体的にどうするのかというと以下のとおりです。

  • まとめて作る
  • 食材は包丁を使わなくても良いものを極力使う
  • 作らなくても良いものを用意しておく

まとめて作る

考える手間を減らすでもお伝えしましたが、
1回の自炊で3、4食分の料理を作って冷凍保存することで、
毎回の手間を大幅に減らすことが出来ます。

食材は包丁を使わなくても良いものを極力使う

料理をするとなると、包丁で材料を切らなければいけない気持ちにかられる方もいるかも知れませんが、決してそんな事はありません。切らなくても十分料理は可能です。

例えば、舞茸は手でちぎって使用できます。しかもまるごと使うことが出来ます。

下記は包丁を使わないでそのまま料理に使える食材になります。

  • サバ缶
  • 冷凍ほうれん草
  • トマト缶
  • 塩昆布
  • 乾燥わかめ

料理に使っている食材を包丁を使わない食材に置き換えることが出来ないかを考えてみることも手間を減らすことに一役買ってくれる事になるでしょう。

作らなくても良いものを用意しておく

そもそもですが、自炊をするにあたってどうしても自分の手を加えなければいけないと言うことはありません。

先に上げたとおり、健康によい食生活が出来れば良いので
補助的な役割として下記の食品を日々の生活に取り入れることも有効です。

  • ナッツ
  • プロテイン
  • 納豆(冷凍すると尚良い)

片付ける手間を減らす

まず結論を言うと「食器洗浄機」を活用するに尽きます。
その上で心がける点は

  • 極力洗い物が出ないようにする
  • 食洗機に入るサイズの調理器具を用意する

の2点です。

極力洗い物が出ないようにする

食材を冷凍保存するのに容器を使いますが、特に問題なければ
容器のまま食べるようにすると余計な洗い物が発生しないで済みます。

又、フライパンで調理をした場合、一人で食べるのであれば
そのまま食べても全く問題がありません。

このようにして少しでも食器を使わないよう、
洗い物が増えない工夫をしていくことで手間を減らす事が可能です。

食洗機に入るサイズの調理器具を用意する

洗い物を食洗機に任せるために
調理器具も小ぶりのものを用意しておくことをおすすめします。

直径13㎝のミルクパンです

上記はミルクパンですが、これも食洗機に入る調理器具としておすすめです。
これ一つでみそ汁を作ったり、ゆで卵を作ったりと使い勝手がいいです。

こうして調理器具も食洗機で洗えるサイズにすることで、洗う手間を減らしていきます。

自分が現在自分で洗っている食器、調理器具というと、

  • 土鍋(ご飯を炊く際に使用)
  • グリル鍋鉄板部分(加熱、保温等に使用)
  • フライパン(焼きそば、焼きうどん等)
  • ジップロック大サイズ(酢キャベツ作り)

この4点以外は全て食洗機を回すことで対応できています。
これだけ洗えば良いとわかれば、気も楽になるかと思います。

まとめ 自炊を始めよう

いかがでしたでしょうか?

自炊をすることで、健康的で経済的な食事を取ることが出来る事
工夫次第で手間を減らすことができる事を説明しました。

自炊をまだしたことがない、まだ手探りでどうしたらいいのかよくわからない。
そんな方のために段階を踏んで別ページで方法を紹介していきます。


まずは簡単なものを作る所から、始めてみませんか?

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