家計簿をつけることで自炊に取り組みやすくなる

家計簿

「自炊を頑張ろうと取り組んでみても、なかなか続かない」

「どうしたら自炊を続けるモチベーションを保てるのだろう?」

そんな悩みをお持ちの方。今回は家計簿をつけることをお勧めいたします。
家計簿をつけることで、確実に自炊に取り組みやすくなるので是非ご検討下さい。

家計簿をつけることのメリット

家計簿をつけることで以下のことがわかります。

  1. 毎月食費にどのくらい使っているのかがわかる
  2. 項目を細分化することで、自炊とそれ以外(外食、コンビニ)の割合がわかる
  3. 月ごとに見比べる事で原因が分かる

今までぼんやりと食費がこのくらいかかると思っていたのが、鮮明にわかるようになります。
すると行動を起こすきっかけになります。

1.毎月食費にどの位使っているのかがわかる

まずは自分がどの位食費を使っているのか、認識する事が第一となります。

人間は自分の行動を過大評価する傾向があります。家計簿をつけた事がない人が

「月の食費は大体4万円位だろう」

と思っていた所、実際に記録してみたら5、6万円程だった。ということが往々にしてあります。

先ずは3ヶ月を目安に自分がどの位食費を使っているのか、数字で認識する。
これが肝心となります。

現在使っている金額が一つの指針になります。最初はつけた金額を確認するだけで構いません。

数ヶ月とつけているうちに、自分の中で「こうしたい」という欲が出てくるのを待ちましょう。

2.項目を細分化することで、自炊とそれ以外の割合がわかる

食費はおおよそ食材費、外食、コンビニの3項目になるかと思われます。

これらを分けて各金額を把握する事で、より具体的な対策を考えることができるようになります。

2019年12月の食費

あくまでも自分の主観にはなりますが、明らかにコンビニの金額が多いと感じます。
コンビニの金額を少なくするにはどうしたらいいか?例ですが下記が対策として挙げられます。

  • コンビニへ行って買い物をするのは主に仕事中の昼食なので、お弁当を作るようにする。
  • 帰宅時にコンビニへ寄る頻度を毎日から2日に1回にする。
  • いつも買っているものがあれば、(ペットボトルなど)スーパーでもしくはネットでまとめ買い、または水筒を持ち歩くようにする。

こうして対策を練ることで、コンビニの支出割合を減らすことが可能です。

3.月ごとに見比べる事で原因が分かる

家計簿をつけることによって、記録が積み重なっていきます。
すると単月ではなく、月ごとで比較ができるようになります。

そうして見ていくと明らかに違和感を感じることがあります。例えばこのように。

2022年3月の食費
2022年5月の食費

3月と5月ではコンビニの金額が倍になっています。原因を考えてみると以下の通りです。

  1. 仕事が3月は繁忙期の為、外回りの数が増える。
  2. 昼食を外で食べる機会も増え、コンビニを利用することが増える。
  3. トイレを利用する際にもコンビニへ。不必要なものを購入する事になる。
  4. 結果、3月は他の月に比べてコンビニの支払い額が多くなる。

原因を元に対策を考えます。

<2の対策>
昼食をコンビニ利用ではなく、手製のおにぎりにする。予め炊き込みご飯等で冷凍おにぎりを作り、スープジャーに味噌汁を入れて持っていけば、移動の合間にも食べやすい。

<3の対策>
トイレを利用して何も買わずに出ていくことは性格的に無理。
極力無駄遣いにならない買い物をする。
サバ缶、ノート、サインペン等が候補。
特にプライベートブランドのサバ缶であればスーパーと比較してもそんなに高価ではない。
取り扱いのあるコンビニを極力利用するようにする。

といった具合に、月ごとの出費の差から対策を立てることができるようになります。

家計簿アプリ、マネーフォワードがおすすめ

使い方等は以下公式のページをご覧ください。

家計簿アプリ「マネーフォワード ME」の使い方【初級編】家計管理で大切なのは、お金の流れを知ること – MONEY PLUS

かれこれ3、4年ほど使用していますが、以下の点がお勧めポイントになります。

  1. 銀行口座、クレジットカード等の登録をすれば、自動的に家計簿をつけることができる。
  2. 学習機能により徐々に仕分けをする手間がなくなる。
  3. 自分で項目を設定して、詳細を把握することができる

1.の自動的に家計簿をつけることができるのは簡単に説明すると
銀行口座であれば通帳の情報、クレジットカードであれば明細の情報がそのまま家計簿に記入されます。

2.は始めたてでも「キュウヨ」と銀行から情報が送られると大項目「収入」の中項目「給与」に仕分けされます。しかし「マクドナルド○○店」とクレジットカードの情報が入っても大項目「食費」の「外食」には仕分けされないため、最初は仕分けを自分で行う必要があります。
只、一度「マクドナルド〇〇店」を「外食」に仕分けてしまえば以降外食に分類され続けます。
最初のうちは手間がかかりますが、使い続ける度に勝手に仕分けしてくれるようになります。

3.は先の説明でも挙げましたが、食費の中項目を「コンビニ」「外食」「食料品」と分けることによって食費の中でもコンビニにどれだけ使っているのかを詳しく知ることができます。
人によっては「居酒屋」だったり、「ジャンクフード」という項目にしてみるのも発見があるかもしれません。
コツとしては自分が結構使っていると思われる項目で、減らせたらいいなぁと思っている物があればそれにすべきです。

まとめ

自炊をしていてもなかなか目立った成果が見えませんが、家計簿をつけることで自炊をしている結果が数字に現れてきます。

数字ばかりを気にしてしまって、疲れているのに無理に自炊をしたり
安い食材ばかりを買って栄養のことを考えなかったりするのは論外ですが、自分がどのくらい食費を使っているのかを把握する事。それがモチベーションにつながります。

自炊を行いやすくする方法の一つとして、頭の片隅に留めて頂ければと思います。

特に費用が発生することもなく、勝手に記録してくれるもの魅力の一つです。
現状を把握するだけでも十分意味はあるかと思いますので、導入していない方は一度お試し下さい。

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