食洗機を2年半使ってわかった最適な運用方法とメリット

自炊

食洗機を導入する最大のメリットは

「今まで以上に自炊をするようになる」ことです。

何故、今まで以上に自炊をするようになるのか、下記のとおりです。

  1. 洗い物の殆どを食洗機に任せ、「片付ける手間」の負担を減らす
  2. 高いお金を払って購入することで、元を取ろうという心理が働く
  3. 目にする事で購入した目的を再認識し、自炊のきっかけにする

1.食洗機に任せ「片付ける手間」の負担を減らす

自炊をするたびに襲ってくる「洗い物をしなきゃ…」という心理的負担を減らすことで自炊に取り組みやすくなります。

食洗機が無いと
「自炊をしたら100%自分で洗い物をしなければならない。」だったのが

食洗機が有ると
「食洗機に任せるor自分で洗う」と選択できる様になります。

この選択できるということが、人生全般においてですが余裕を生み出します。
「今日は寒いから、たまにはお湯で洗い物をして手を温めよう」と
今まで手間でしかなかった洗い物を前向きにやろうという心の余裕が生まれます。

又、洗い物により手が荒れてしまう人は、ハンドクリームを買う手間、それを塗る手間なども減らすことができます。

2.高いお金を払って購入することで、元を取ろうという心理が働く

食洗機は安いものでも3万円からと、結構な値段がかかります。
しかしながら、下記の画像をご覧ください。

【食洗機無し】2019年12月の食費
【食洗機有り】2022年8月の食費

自身の家計簿アプリの食費金額になります。ご覧の通り月の食費が18,000円程下がっています。

食洗機を買っただけで急に10,000円以上の食費削減ができるとは言いませんが、
身銭を切る事で自炊を本格的に始める大きなきっかけになること請け合いです。

「3万円かけて食洗機を買ったんだから、とりあえず1週間のうち1回は自炊をしよう」

と自分が簡単にできると思える所から、徐々に自炊の頻度を増やしていけば元は回収できます。

経過をたどる意味でも家計簿アプリ等で支出を明確にするものおすすめです。

3.目にする事で購入した目的を再認識し、自炊のきっかけにする

食洗機は排水をする必要があるので、流し台よりも高い位置に設置する必要があります。
そしてそれなりの大きさがあります。

それなりの大きさの物体が、それなりの高さに設置されるということです。
つまるところそれは「嫌でも毎日目に入る」事を意味します。

例えばスマホは色々なことが出来すぎて、具体的に何の為に所持しているのかは人それぞれだと思います。人と話をする、お金を払う、記録をつけるなどなど…。

ところが食洗機は「只、食器を洗う」為だけに所持しているわけです。他の事は一切できません。
これを活用するには自炊をして洗い物を出すしかない訳です。

理想は毎日自炊をし、食洗機を運転することですが、自炊をしたくないと思う時も出てくるでしょう。ひょっとしたら、自炊をしない期間が多少できてしまうかも知れません。

只、そんなときにも食洗機を見ることで
「自分は自炊をしようと思ってこれを買ったんだな。」
と再認識してもう一度自炊をするきっかけになります。

食洗機の種類、タンク式をお勧めする理由

食洗機には幾つか種類があります。ビルトイン(備え付け)タイプと卓上(据え付け)タイプです。
ここでは新たに導入する敷居の低さを考えると、卓上タイプ一択になります。

卓上タイプの中でもタンク式と分岐水栓取り付け式があります。
分岐水栓タイプだと、工事が必要なため以下のリスクがあります。

  • 台所水栓の品番を調べ、適した分岐水栓を探す手間
  • 自分で取り付ける場合、工具を揃え取り付けの手順を調べる手間
  • 業者に依頼する場合、取付工賃が発生
  • 引っ越しをした場合、台所水栓が違う可能性大なので、新たな分岐水栓を購入し
    再度取り付けをする必要が出てくる。

食洗機を導入しようとその気になっても、上記の事を考えると二の足を踏んでしまう…。

そんなに面倒なら、いっそのこと食洗機なんて購入しないほうがいいのでは?
そう思われるかも知れません。そこでタンク式をおすすめします。

食洗機そのものにタンクが付いていて、その都度給水して動くタイプです。
これであれば会社から転勤を命じられても、

「食洗機が分岐水栓タイプなので、その工賃を負担して下さい。」

と全く人事担当には伝わらない発言をする必要もなくなります。

只、今後一切引越しをする可能性が無く、2〜3万円程多めに料金がかかっても全く問題ないという方は分岐水栓タイプを選択した方が良いです。自分で給水する手間が無くなりますので。

又、最近では分岐水栓とタンク式両方に対応したタイプも販売されております。
本体価格で5万円程掛かるようですが、最初はタンク式で使ってあまりに不便だったら分岐水栓に切り替えることができるので、そちらもお勧めです。

唯一タンク式のデメリットである「都度給水をしなければならない」点に関しては
以下の手順を踏んでいただければ、ある程度緩和される事と思います。

運用方法及び給水の手間を減らす方法

通常であれば、タンク式食洗機購入時についてくるピッチャー等を使って水をタンクへ注ぐ必要があります。

これから紹介する方法を使うことでその手間を軽減することが可能です。

設置場所

食洗機はおよそ45㎤の大きさがあります。これをキッチンスペースに置いてしまうと肝心の料理をするスペースが大幅に取られ、自炊どころではなくなってしまいます。

そこでお勧めしたいのが、台所横に冷蔵庫を置きその上に食洗機を設置する方法です。
120〜160リットル前後の冷蔵庫をお使いであれば、およそ110〜130センチ位の高さがあるかと思います。

<参考>流し台の高さ約85センチ、
冷蔵庫の高さ120センチ程で設置してます

それくらいの高さが確保できれば、食洗機の排水をそのまま流し台に流し込むことが可能です。

また、キッチンカウンタータイプのお部屋であれば、その一段高いカウンターに設置できればそれで問題ありません。

冷蔵庫が流し台より高くない、もしくは高すぎる場合、何かしらの棚を用意するなどして設置する必要があります。新しく購入するのであればスチールラック等、ある程度の重さに耐えうるものが良いかと思います。

使用方法

アマゾンより引用

自分が使っているのはアイリスオーヤマ製のISHT-5000-Wになります。2020年1月に購入して2年半程使っていますが、故障することもなくほぼ毎日稼働しているので品質は問題ないかと。

何よりも、発売日から品番も変わらず第一線で販売しているということは特に新機能をつけなくても現在もニーズを満たせている証拠ではないでしょうか?

価格も3万5000円程度と他の製品と比べてもリーズナブルかと思われます。

タンク式なのでその都度給水する手間が生じますが、以下の方法で手間を減らしております。

1:10リットルのコック付きポリタンクに水を5.2リットル程入れる
(食洗器のタンクより多めに入れるのがポイントです。)
2:食洗器の上に置き、コックを開けて給水をする
3:食器と洗剤を入れ、電源ボタン→運転ボタンの順に押します。

給水が終わると、食洗器が動き始めます。

上記の方法だと、コックを閉める必要もなく運転が始まるのでその分楽です。
そのまま別の行動に移ることができます。

只、恐らくタンク容量5リットルを大幅に超えてしまうと水があふれてきますので
5.2リットル程度にとどめておくようにしてください。

まとめ

食洗器を購入することで得られるメリット、

手間が減り、元を取ろうと心理が働き、常に目に入る事で動機づけになる。

又、タンク式の運用方法についてお話しさせていただきました。

参考になりましたら、幸いです。

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