自炊にかかる時間と費用を把握して、モチベーションに繋げる方法

家計簿

ふとブログで自炊に関して記事を書いていて思いました。

「自分は1ヶ月間、自炊に対してどの位時間とお金を費やしているのだろう?」と。

ものは試しと8,9月の2ヶ月分の自炊時間と食費を集計してみることにしました。
集計結果は以下のとおりでした。

感想としては、食費は外食と比べて4分の1程度で済むという事がわかり
やはり自炊を行うことで得られる金銭的、健康メリットは計り知れないことを実感しました。

時間に関しても、1食あたりだとちょっと長めのカップラーメン程度の時間しかかかっていない事がわかり、この時間を更に少なくする為に試行錯誤してみようと考える様になりました。

記録を付けることで自炊を続けるモチベーションに繋がります。数値を追いかけることによってどの程度改善したのかを見る楽しみも得られます。

ちょっとした手間ではありますが、自炊をしたいのだけれどもいまいちモチベーションが保てない方に是非おすすめします。

集計項目及び計算方法

今回集計したのは大まかに下記3つの項目です。

  • 食事回数(外食or自炊の内訳)
  • 自炊時間
  • 食費

集計というと大掛かりな印象を受けるかもしれません。

只、日々の集計自体は食費は家計簿アプリにおまかせするだけ、自炊時間に関してもスマホを2タップすれば計測可能です。

以下で各項目の説明をいたします。

食事回数と自炊割合

家計簿ソフト、マネーフォワードを使って集計しました。
使い方等は以下公式のページをご覧ください。

家計簿アプリ「マネーフォワード ME」の使い方【初級編】家計管理で大切なのは、お金の流れを知ること – MONEY PLUS
①ー②=③、③÷①=④となります

家計簿アプリを使うことで、食費がいくらかかっているのかを集計してくれます。
同時に外食に行った回数も集計を見ることで把握する事ができます。

月の日数×3(食)で①月の食事回数が算出されますので、
そこから②外食回数を引けば③自炊回数が分かります。

③自炊回数を①月食事回数で割れば④自炊割合を出す事ができます。
割合がわかると、下記のような目標及び行動計画を立てる事ができます。

  • 目標…自炊割合を5%増やす
  • 行動…月の休み1日は5食分冷凍可能な作り置きおかず作成日にする。
    その際1食分は冷凍せずにその日の食事にする。

【補足】0円の外食を記録する方法

8月はお盆休みだった為、実家に帰省してご馳走を頂いています。

この場合自炊はしていないので外食という扱いになるのですが、
費用がかかっていないため家計簿ソフトには登録されていません。

家計簿ソフトに0円で登録ができないか試して見たところ、下画像の通りできました。
なので費用が発生しない外食も、手入力することで後々カウントすることができます。
参考までに。

1回あたり食費

⑤÷③=⑥となります

⑤食材費(スーパー、ドラッグストア等での買い物)を③自炊回数で割ることで⑥自炊一回当たりの食費がわかります。

改めて数値にしてみると、外食に比べてとても安く済んでいることが再認識できます。
あまり食費を下げてしまうと健康面にも支障をきたしかねないので、確認程度に記録しておくのが良いと思います。

記録しておくだけでも、

「外食の4分の1程度で自炊ができている。これは引き続き自炊をするしかない。」

と数値で具体的に自炊をすることの節約効果を実感できるというメリットがあります。

1食あたり作成時間

自身はiPhoneのアプリ「Timesheet」を使用して計測しました。

https://apps.apple.com/jp/app/timesheet-時間記録/id870644777

簡単にこのアプリの説明をすると、下記のとおりです。

  • 時間をストップウォッチ形式で最短2タップで計測できる
    …スタートボタンを押すことにより、やる気がなくても作業に取り掛かるきっかけになる。
  • 計ったデータをcsv出力できる
    …表計算ソフトなどで集計をすることができる
アプリ「Timesheet」で計測したデータをcsv出力した内容です

このデータを集計することで以下のことが分かりました。

調理回数、時間は人によって見方が変わってくると思います。
例えば下記のように。

  • 自炊を始めて間もない…できるだけ調理回数を増やすことで自炊に対する抵抗を減らす。
  • 自炊に大分慣れてきた…十分に習慣化されているので、効率化を図り調理回数を減らす。

⑦合計時間を家計簿ソフトから抽出した③自炊回数で割ることにより1食あたりの作成時間が分かります。

1食あたりの作成時間がわかるとこの時間をより少なくするにはどうすればよいのかを考え、工夫をすることができるようになります。

例えば下記のような対策が取れます。

  • 作り置きをする際、1回当たりの作成量を増やす
    …いつもは3人前の分量で作っているものを倍にして、6人前を作って冷凍保存する。
  • レシピの工程を簡略化する
    …食材を切る手間がないものに変更できないか検討する。
  • 食材を切る時、多めに切って冷凍保存をする
    …切る時間を1度にまとめることで、調理器具を出す手間、洗う手間を減らす

まとめ

今回の計測により1食あたり213円、作成時間4.9分ということが分かりました。

カップラーメン程度の金額、待ち時間で健康的な料理が毎回食べれるなら、今後も自炊を続けていこうと前向きに捉えることができました。

計測するのに手間はかかりますが、自分の行動を数値化する事で得られるモチベーションと改善する楽しみを両方得ることができます。

自炊の新たな楽しみ方を求めている方、ぜひ一度お試しください。

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